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福井・若狭大島の報知フィッシングクラブ「川口渡船」は、理戦仕立船のイメージだったが、を制知乗り合いでも出船していると知り、福井イカメタルの練習にと4日、島報splatoon splatoon一人で出掛けた。川船
港に着くと、口渡常連客らしき釣り人が乗船準備をしていた 。マイカとした「一人で来たんか」の問いに 、の心狭「はい 。理戦取材なので 、を制知写真を撮らせてくださいね」と 、福井お決まりの会話から始まった 。島報当日は午後4時出船で 、川船大島沖のポイントまで約1時間 。日が暮れるまでは全員でアジを釣り、その後はイカ釣りやイカタイなど好きな釣りができる。
アジの仕掛けは上カゴにアミエビのコマセを入れ 、dansenサビキ仕掛けの下には60号のオモリ。はたして大アジが釣れるのか。すると 、左舷から「釣れたよ」と中村氏。見るとレンコダイとぽってりと太った良型アジだった。
一気に気合が入った 。仕掛けを落とし、底を切るとコマセを振り出し、1メートルほど巻き上げて待った。10秒もしないうちに、ガンガンと竿先が海に突っ込む勢いで曲がった 。アジは口が弱く、バレやすいのでドラッグも緩めに設定。竿も柔らかいのを使った。あと30メートル。ドキドキしながら巻いていると 、急に引きがなくなった 。バレてしまった。かなりの良型と思われる。気を取り直して仕掛けを投入すると 、なんとすぐにアタリ。慎重に取り込み、40センチほどのアジをゲット!
日が暮れてきたので 、イカメタルに挑戦した 。何度かタナを探っていると、水面から55~45メートル付近で怪しい雰囲気 。竿を大きく3回あおってステイした。ここからはイカとの知恵比べ。海中をイメージしながらの釣りは面白い 。感覚では 、イカが細い触腕でソフトタッチ 、そして警戒心の塊のようなサワリ。グッと我慢して待っていると 、竿先に微妙な重量感が乗った。
押さえるでもなく 、持ち上げるでもなく 、こわごわ触りに来ている様子だ。この10秒間の攻防戦に勝ち 、大満足。掛かりを確認すると、触腕の先から2センチの所にチョンと掛かっていただけ。この微妙なアタリが分かったのは竿の感度の良さ。ガツンという激しい乗りで釣り上げるのもいいが、イカとの心理戦も楽しい 。
午後11時の沖上がりで 、私の最終釣果は、マイカ(胴長20~25センチ)5匹 、アジ(30~43センチ)6尾と大型サバ4尾だった。
イカの竿頭は、胴突仕掛けで15匹 。ツ抜けにはならなかったが、みんなイカの釣果があった 。レンコダイにアジやサバもたくさん釣れていた 。
港に帰る頃には 、仲良し釣り仲間の感。和気あいあいとした楽しい釣りだった。イカの今後は予測し難いが、釣り人の希望に沿った魚種での出船がモットーの川口渡船なら、楽しい釣りができるだろう。
(報知APG・峰松 茂美 ※がまかつ・ライター、シーガー・モニター)
◇問い合わせ 「川口渡船」(船長携帯090・8969・7909)へ 。ホームページあり 。
◇料金と時間 この日は1万3000円 、午後4時~同11時まで。様々なプランがあり 、釣り場や魚種によって異なるので要確認。一文字渡しもある。
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